昭和35年8月25日、西川流三世家元・西川右近の長女として愛知県、名古屋市に生まれる。
2歳より舞踊を始め、3歳の折、松山善三・作「鮭-母あわれ-」にて御園座に於いて「名古屋をどり」初舞台。以来、現在の公演に至り毎年出演。15歳の時、西川流苗字内名取として西川まさ子の名を許される。幼稚園、小学校、中学校、高等学校と椙山女学園へ通い、15歳で芸道修行の為上京し、祖父である二世家元西川鯉三郎のもとで、舞踊をしながら芸能界へデビューし女優業につく。NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」をはじめとして、TBS系・CX系連続ドラマに数々出演、また帝国劇場公演に年1~2回の割で出演。ドラマから時代劇、ミュージカルまで幅広い分野で演技を学ぶ。
その他、邦楽として長唄、常磐津、清元、鳴物を学び、演技の勉強としては声楽、ジャズダンス、パントマイム、発声法等も学ぶ。20歳で名古屋に戻り、師匠業を始める。家元主催の「ひな菊会」を第40回公演より指導を全面的に任される。舞踊家としては数々の舞踊会に出演。
現在、日本の伝統芸能を継承しようと、舞踊による国際交流に力を入れている
若年層の指導など日本舞踊の普及に務め、椙山女学園、名古屋女子中学、椙山小学校のクラブ活動等講師。財団法人西川会外国人クラス、日本伝統芸能入門講座講師。星城高等学校、名古屋女子大学中学校に正課の授業として取り入れられ、その講師も務める。また、各種文化機関においての講演も数多く行なっており、「女性ならではのきめ細かい口調」として好評を得ている。
独自の活動としては、「雅の宴/みやびのうたげ」と題しディナーショーを、名古屋国際ホテル、帝国ホテル大阪、東京會舘などにおいて開催しており、本年6月には、ホテルグランヴィア京都において開催予定。日本舞踊独特の格調あるディナーショーとして、多大な評価を得ている。
学校法人石田学園監事
名古屋音楽大学特別講師
スターキャット番組審議員
桑名市コスモス幼稚園講師
羽島市まさきこども園講師
1989年 テキサス州ダラス市の舞台美術家ウィリアム・キ-ス・ディクソン氏と同市のベサニ-・プレスバイタリアン教会で挙式、結婚。長男カ-ク・重雅・ディクソン誕生。