6/2004-7/2005

2005.7.27(水))
  この季節、各地で「ゆかた会」が開催されます。浴衣を装い、小唄や端唄の小曲をスッキリと踊り、門弟の方達の親睦を深めます。
  23日土曜日、私は岐阜県郡上市の西川静恵会ゆかたざらえに伺いました。こちらは門弟の皆さんとお客様100人ほどが、お食事をしながら和気あいあいの、それはそれは楽しい会で、最後にお土地柄、郡上おどりや白鳥おどりを全員で踊り大フィーバー!まさしく踊りの楽しみの原点を味わう一時に、私は名古屋をどりの御稽古の緊張感から解き放たれ、リフレッシュさせて頂きました。
  西川流という一つの流派のお陰で全国の色々な地域に出向き、家族の様に迎えてもらえる事はとても幸せです。9月の名古屋をどりには郡上の皆さんがバスにて応援に来て下さるのでますます張り切って御稽古に励みましょうと、決意も新たに頑張ります。

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2005.7.18(月)
 7月1日から恒例の名古屋をどりのお稽古が始まりました。
今年は先代二世西川鯉三郎の二十三回忌となります。新作はゲストに渡辺えり子さんをお迎えして音楽も喜多嶋脩さんと今までとはちがう作品になることと思います。
 「彦市ばなし」は 先代二世鯉三郎の作品で西川流のお宝作品のひとつ、この度は西川カークが天狗の子を努めます、どのような平成生まれの天狗の子に成ります事でしょう。
 私は夜の部「京鹿子娘道成寺」を10日間努めさせて頂きます。舞踊家で10日間も「京鹿子娘道成寺」を踊れる事はまずありません、大変幸運な事と意欲満々、皆様是非ご来場頂き応援してくださいませ。

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2004.10.14(金)
 無事に中国北京市にて公演を終えました。
 今回の公演は、国際交流のためのレクチャーデモンストレーションで、若者を対象に行いました。4日に日本を出発して天津へ着き、バスにて北京に移動しました。今回は星城高等学校の生徒600人と一緒にチャーター機で行きました。
 6日、八一中学での公演は、星城の学生も三味線と唄と踊りを発表し学生同士で体験交流ができました。 
 7日、21世紀実験学校は小学校3年4年5年生400人に向けての公演です。皆、とても熱心で「私達の為にこのような機会を作ってもらえて感動しました」と言ってもらいました。そして全員が握手をしに来てくれて、可愛い手の暖かい温もりに胸の熱くなる感動的な公演でした。


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2004.9.23(木)
 57回名古屋をどりも無事に千秋楽を迎えました。今年は台風と地震に見舞われ心配致しましたが連日大勢のお客さまにお出かけいただき心より御礼申します。
 今回は趣向を変えて、華やかな舞台の裏側の様子を少しご披露しますのでご覧下さい。出演者もスタッフも気持ちを一つにしてお客様に楽しんで頂ける舞台作りに努めています。

家元に化粧を教えてもらうカーク

衣装の着付け

床山さん
舞台で使ったかつらは毎回手入れされ、次の舞台に備えます。

衣装
名古屋をどりはそれぞれの演目で舞踊家が交替するため、着付けの寸法を直します。

衣装
舞台で使った衣装は汗になるので、毎回手入れして翌日の公演に備えます。

化粧
自分でする人もいますが、特殊な化粧法のため専属の顔師さんがいます。

楽屋
出番に向けてお化粧中。和気あいあいの様子が舞台で息の合う理由でしょう。

大道具
新作『花つなぎ』の開演前舞台を造ります。
出番5分前
かつらをつける家元
出番5分前
かつらの手直しをしてもらうカーク
出番5分前
はだひかるさん。真剣な表情で笛の確認

御簾の中
通常のお囃子さんの様子
御簾の中
普段ではありえないドラムの姿が『やきもち地蔵』には登場します。お囃子さんもいでたちは洋服に、なぜか足元は"足袋と草履"

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2004.8.9(月)
 8月9日夏休みの中、三重県の私立小学校、暁小学校に行ってきました。
 この日は登校日、生涯学習として3年生の男女約90名に日本舞踊のお作法を一時間いたしました。正座に始まり姿勢良く立つ事、座る事、おじぎの仕方などごく普段の生活の中に役立つ必要な作法を丁寧な言葉遣いと共に皆で練習しました。少し恥ずかしがりながら男の子達が一生懸命がんばりました。女の子たちは大人顔負けなほど上手にできます。皆とても真剣で、私は暑い中、早起きした甲斐のある楽しい時間を過ごす事ができました。
 お昼前の帰りとなり、伊勢湾岸道路で海の上、気持ち良いドライブでした。

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2004.7.31(土)
 7月31日は、先代家元二世西川鯉三郎の命日にあたります。
そんな理由もあり毎年物故者の慰霊祭を覚王山日泰寺にて行います。
 まず、先代のお墓参りを家族でいたしましてその後、法要のといたしましては、先代家元二世西川鯉三郎は勿論の事、一年の間に故人となられた門弟の方々を忍びます。そして、名古屋をどりの成功祈願と西川流繁栄祈願を西川流白菊稲荷にて行います。この西川流白菊稲荷、名古屋市千種区覚王山日泰寺の普門閣の奥にあり年に一度この日のみ御開弔される西川流のお稲荷さんで、今は亡き先人の門弟が流儀の繁栄の為に寄進して私達に残してくださいました。数ある日本舞踊流派の中でもお稲荷さんをもつお流儀はほとんど無いに等しいと思います。    
 57回続く名古屋をどりにしても、西川流白菊稲荷にしても、今の時代の私達にとっては大きな宝物です。大切に守らなくてはいけないと改めて心に記した一日でした。

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2004.7.1(木)
 7月1日名古屋をどり顔寄せが行われました。
 今年のゲストは『やきもち地蔵』に野村小三郎さんをお迎えいたします。この作品も昨年の『恋の呂昇』と同じく再演となります。主演も前回の西川右近から西川千雅へ移り、次世代にて甦ります。また、今年の新作『花つなぎ』は私の息子西川カークが大役に初挑戦させていただきます。舞踊劇2作品に弟千雅、息子カーク。二人の西川流男性舞踊家の力一杯の舞台に皆様ご声援下さい。
 私は古典の大作、長唄『綱館』と長唄『雨の四季』です。『綱館』は、羅生門で鬼の腕を切り取った渡辺綱の家に、鬼が綱の伯母に姿を変えて現れ、腕を取りかえす物語。その伯母実は鬼の役です。『雨の四季』は長唄の名作で、今までは西川流に無く、今回私が振り付けをさせて頂き踊ります。どちらも昨年に続く大役に、今年も一生懸命挑ませていただきます。
 さあ、57回名古屋をどりのスタートです!

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2004.6.26(土)
 知立市文化会館にて『文芸学科』をさせていただきました。
受講の皆様、朝早くから大変熱心に聴講くださいました。2時間の講義で私は日本舞踊の歴史に始まり、流儀について、舞踊演目について、扇の種類、などなど、ご理解いただきやすいようビデオの鑑賞を取り入れ、また扇は実際にふれて頂き目と耳と肌で日本舞踊を学んで頂きました。
 2時間もの長時間にもかかわらず時間があっという間に過ぎ、改めて奥の深い事を私自身再確認いたしました。今回はお部屋の都合上、踊りの体験はして頂けませんでしたが皆さんに日本舞踊の事が少しは身近に感じて頂けたでしょうか。
 いつもは学生対象の多い私も今回は人生経験豊富な年代の皆様で何をお話ししても通じるので、大変心安く有意義な時間を過ごさせていただきました。

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2004.6.7(月)
 6月7日、日本舞踊と中国二胡のコンサート西川まさ子MIYABI"雅”&賈鵬芳ROMAN"浪漫”を無事終えました。多くのお客様のお力添えをいただき盛会に開催させて頂きました事、心より御礼申し上げます。
 今回、賈鵬芳(ジャー・パンファン)さんは名古屋で初めてのコンサートとなり、東京からメンバーを連れて来て下さいました。ご本人をはじめ皆さん国家一級の演奏家ということで、外国人のお客様も多く、名古屋で活躍の琵琶のTU SHAN XIANGさん、二胡の張照翔さんもいらっしゃいました。
 ジャーさんとは昨年の9月メナード青山リゾートに続き2度目の再演になり気心も分かり、心地よく舞台を努めさせて頂きました。
 コラボレーションとしては一歩を踏み出したところです。これから二胡での日本舞踊の表現の可能性をますます試み、お互いの新境地での発展を達成出来る様、精進いたします。
 皆様よろしくお願いいたします。

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