10/2003



2003.10.16 (木)

 16日無事河文座を終えました。幸いお天気にも恵まれ大勢のお客様と350年の伝統の佇まいにて、人間国宝清元榮三師匠の三味線の音と、清元美寿太夫師匠の澄み渡る唄声が秋の夜に響く中、『雁金』を踊りました。
 河文のご主人と西川流とは先代の時代から代々の深き御縁がありまして、この度のお舞台は大人の芸に支えられた何とも言えない大きな力を感じました。次を受け継ぐご子息と若女将が裏方として舞台進行をしているお姿に、伝統ある料亭を継承するのも伝統芸能を伝承するのも責任あることですが、先人の心の灯火熱き今、私達が学べる事が幸せに思いました。   


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2003.10.14 (火)
 
 今月は次世代への活動が多い月です。
ドルトンスクールでワークショップをいたしました。
3歳4歳5歳の将来の日本を背負っていく有望な子供達が、日本の踊りに親しむひとときでした。参加希望のご父兄も80人を越え、親子で日本の伝統を熱心に体験して頂きました。
 ワークショップが終わり、お化粧を落とす為お手洗いへ行くと、トライデントの学生が日本舞踊ですか?と声をかけてくれました。名古屋女子大学の高校で私の活動に出会ってくれていたそうです。草の根の活動が、若者の口から日本舞踊の言葉が出る事につながることを改めて体験し、喜びと頑張らなくては、と再び心に決めました。


ごあいさつ 踊りの体験 これがかつらです 衣装の紹介
      
舞台化粧の実演 小道具の紹介 お母様も熱心にご参加くださいました。子供たちが浴衣を着せてもらいかわいい! 今から踊ります見てください


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2003.10.10 (金)

 東京へ行って参りました。フルブライトメモリアル基金米国人教員プログラムにてワークショップをしてきました。毎年1回につき200人の中学、小学校のアメリカの優秀な先生方を3回に分け、のべ600人日本に招き、3週間の滞在期間中に、教育と文化の交流をしています。日本の伝統芸能を紹介するため『歌舞伎』と題する時間があり、これを日系二世の清元志磨太夫さんが受け持っています。アメリカ人の夫を持ち、日本舞踊家の私だからこそお手伝いしたくて、3年ほど前から参加させて頂いています。このプログラム何故日本の先生達に行われないのでしょうか?


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2003.10.4(土)

 私のライフワークでもある伝統芸能の次世代への伝承と普及として、この10月と11月に星城中学と高等学校において、総合学習と音楽の授業で邦楽として三味線の体感講座を受け持つ事に成りました。いつも私の舞台でのパートナーであるプロの演奏家の協力をもらい、1000人を超える若者に身近に日本の音楽を体験してもらう事が叶いました。
予想どおり皆、日本の楽器が気に入って、熱心に授業を受けてくれます。環境は大切ですね。何時の日にかこの中からMyバンドを務めてくれる邦楽家が生まれるのを夢に見て、一時限目からの授業のために5時半起きで頑張っています。
 青少年が澄んだ心を保ち続けていくのを育んでいくのも、私達の責任なのでしょう。


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